急な出費に困った経験は、学生なら誰しも一度はあるはずです。
お金に困ってプロミスを利用したくても、「学生がお金を借りるなんてできるの?」「お金を借りるってちょっと怖いかも。」と不安に思う人もいます。
本記事では学生でもプロミスのカードローンを利用できるのか検証しました。
プロミスでどの程度借りられるのか、親にバレずに借りる方法はあるのか、気になるポイントも分かりやすく解説します。
プロミスを利用したい学生は申込前にチェックし、不安を解消してから申し込みを始めましょう。
プロミスは学生でも利用できる?申込条件を詳しく解説
プロミスは条件を満たせば学生でも申し込み可能なカードローンですが、審査に通過するためには以下の条件をクリアする必要があります。
- 申し込みに適した年齢か
- 安定した収入と返済能力があるか
- 必要書類を準備できるか
プロミスに申し込めるのは申込年齢に達している学生です。
借りたお金は必ず返す必要があり、収入や返済能力のない人は融資を受けられません。
申し込みの際には必要書類の提出が求められるので、準備が必要です。
プロミスの申込条件を確認し、条件を満たしている学生は申し込みを検討しましょう。
18歳以上で収入があれば学生でもプロミスを利用できる
プロミスは18歳以上で安定した収入があれば、学生でも申し込みができます。
貸金業法および民法改正により18歳以上が成年とされ、親の同意なく契約が可能になりました。
明治時代から約140年間、日本での成年年齢は20歳と民法で定められていました。この民法が改正され、2022年4月1日から、成年年齢が20歳から18歳に変わりました。
引用元:政府広報オンライン
ただしプロミスの取り決めによると高校生(定時制・高等専門学校生含む)は申込不可で、実質的に高校卒業以上の学生がプロミスに申し込めます。
多くの消費者金融は、民法改正以降も20歳以下の人への融資を行っていません。
プロミスなら18歳や19歳で融資を受けられる可能性もありますが、20歳未満の人は金融商品に関する経験が少ないため審査は厳しい傾向です。
大学や専門学校に通っている学生は、プロミスの利用を検討しましょう。
1ヶ月数万円でもアルバイトの収入があればOK
学生が申し込むときは、1ヶ月に数万円のアルバイト収入でもプロミスの審査対象です。
重要なのは金額ではなく継続的な収入で、公式サイトでも収入額より継続性や安定性の重要性が強調されています。
例えば週2~3回の飲食バイトで月に5万円程度の収入でも、毎月決まって収入があれば審査に通過する可能性は十分あります。
以下の人は収入に安定性がないと判断されて審査に通りにくい傾向です。
- 長期休暇や余裕のあるときのみアルバイトをしていて収入の途絶える月がある
- シフトが大きく変動してほとんど収入のない月がある
ルバイトをする時期やシフトの影響で「返済する余裕のない月がある」と判断されれば、プロミスの審査に通りません。
収入が少ないと借入可能額も少なくなり、プロミスでの借入額は数万円~10万円程度にとどまるのが一般的です。
高額の借り入れは期待できませんが、アルバイト収入があれば審査通過は期待できます。
収入とみなされるのは自分で働いて得たお金のみで、以下は含まれません。
- 奨学金
- 仕送り
- お小遣い
安定した収入が継続されていれば、低収入の学生でも審査対象として認められやすくなるので、アルバイトをしていない人はバイト探しから始めましょう。
本人確認書類に学生証は使えない
プロミスの申し込みでは、学生が借りるときでも学生証は本人確認書類として利用できません。
例え氏名や写真が記載されていても、学生証は学校独自の発行物で、公的な身分証明書とはみなされないためです。
申し込み前には、学生証ではなくマイナンバーカードや保険証など、有効な本人確認書類をあらかじめ用意しなければいけません。
学生証しか手元にないときは、学生専門の学生ローンなら利用できる可能性があります。
本人確認書類として認められる書類は消費者金融によって異なるため、プロミスで借り入れをするなら申込前に対応できる必要書類をチェックしましょう。
プロミスと他社の比較とカードローン選びのポイント
プロミスと他社の比較を通じて、学生にとって失敗しないカードローン選びのポイントを紹介します。
学生の中には「どこで借りればいいのか分からない」と感じている人も多いです。
選択を誤ると高金利や親バレといったリスクにつながる可能性もあるため、特徴を比較して慎重に選ばなければいけません。
学生を専門として融資を行う学生ローンもあるので、違いを理解して申込先を決めると利用しやすいです。
プロミスと大手消費者金融や学生専用ローンとの違い、違法業者の見極め方を知って、便利で安全なカードローンを選びましょう。
大手消費者金融3社とのサービス比較
プロミスも含めた大手消費者金融3社を学生の視点から比較し、特徴や違いをまとめた結果は以下の通りです。
上限金利(実質年率) | 学生の利用可否 | 初回無利息期間 | 在籍確認 (バイト先への電話) |
親バレ対策 | 即日融資 | 学生向けの情報発信 | 経営母体 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
プロミス | 17.8% | 収入があれば利用可 (バイトOK) |
最大30日 (初回借入日の翌日から) |
原則なし | Web完結申込で郵送物なし可 | 可能 (最短3分) |
学生向け専用コラムやQ&Aあり | SMBCグループ傘下 |
アコム | 18.0% | 収入があれば利用可 (バイトOK) |
最大30日 (契約の翌日から) |
原則なし | Web完結申込で郵送物なし可 | 可能 (最短20分) |
一般向け情報が中心 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下 |
アイフル | 18.0% | 収入があれば利用可 (バイトOK) |
最大30日 (契約の翌日から) |
原則なし | Web完結申込で郵送物なし可 | 可能 (最短18分) |
一般向け情報が中心 | 独立系 (東証上場企業) |
上記の3社はいずれも無利息期間が設けられており、2025年の消費者金融売上ランキングでもトップ3を占める有力な選択肢です。
無利息期間は初めて契約する人を対象として、一定期間利息が発生しないサービスです。
各社とも初回無利息期間が30日設定されていますが、プロミスは他社と異なり契約日翌日からの換算ではなく、初回借入日の翌日から換算されます。
プロミスならサークル活動に備えて契約して、借り入れが必要な時まで時間が空いても、無利息期間は減りません。
金利は借入額に対して利息の割合を決める数字で、借入額が高くなるほど低くなる傾向にあります。
学生の場合は貸付金額が少額になりやすいため、各社とも上限金利が適用される可能性が高いです。
5万円借りて2年間で返済するとすれば、金利の違いにより利息に以下の差が出ます。
借入先 | 利息 |
---|---|
プロミス | 9,800円程度 |
アコム、アイフル | 9,900円程度 |
1回の借り入れでは差が少なくても繰り返し借りると大きな差になる可能性があるため、プロミスは少しでも利息を減らしたい学生にぴったりです。
初めて借りる学生にとって、制度の分かりやすさや不安を軽減するサポート体制も重要な判断材料です。
学生専用のQ&Aやコラムを展開しているプロミスは、初めての借り入れで不安な学生が検討する上で最も有力な候補と言えます。
利息の負担軽減や分かりやすさを重視する学生はプロミスに申し込みましょう。
プロミスと学生専用ローンの違い
プロミスと学生専用ローンの違いは、契約のしやすさです。
学生ローンは以下の通り昔ながらの申し込み方式を取っているところが多く、親にバレやすい傾向にあります。
- 実店舗への来店
- 電話
- 郵送
実家に住んでいる人なら店舗に来店しているところを見られる、郵送物を不審に思われて問い詰められるといった理由で借り入れがバレるケースも。
プロミスならWeb完結も可能で郵送物もないためバレにくいです。
契約のしやすさ以外にも以下の違いがあります。
消費者金融 (プロミス) |
学生ローン | |
---|---|---|
対象者 | 18歳以上の安定収入がある人(学生含む) | 大学生・専門学生の学生限定 |
上限金利 (実質年率) |
17.8% | 16.5~17% |
初回無利息期間 | 最大30日(初回借入日の翌日から) | ほとんどが融資日から利息発生 |
在籍確認 (バイト先への電話) |
原則なし | 原則なしが多い |
親バレ対策 | Web完結申込で郵送物なし可 | 郵送物でのやり取りが多い |
審査スピード | 最短3分 | 即日ではあるが、ばらつきあり |
口座振替 | 可能 | 使えない場合がほとんど |
経営母体 | SMBCグループ傘下 | 非上場の中小が多い |
学生ローンは学生限定で金利がやや低めな傾向にあり、利息の負担が不安な人に向いています。
ただし無利息期間のない学生ローンも多く、短期間の借り入れならプロミスの方が負担にならない可能性も。
返済方法が店舗への来店や振り込みに限られる学生ローンも多く、手間や手数料がかかります。
プロミスは返済方法に口座振替やATMからの入金が利用でき、利便性も高いです。
手間はかかっても利息を重視するなら学生ローン、利用しやすさやサポート体制を重視するならプロミスに申し込みましょう。
違法業者に騙されたくないならプロミスを選ぶのが安牌
違法業者に騙されたくないなら、プロミスのような正規の貸金業者を選ぶのが安牌です。
学生がお金を借りるときは「金融庁に登録された正規業者かどうか」を最も重視する必要があります。
金融庁に登録された正規業者なら法律を守っているので、高額な利息請求や無理な取り立ては行いません。
違法業者にはいくつかの共通した特徴があるため、以下に当てはまる借入先の利用は避けましょう。
- 「誰でも即日OK」と審査不要を強調している
- 正式な貸金業登録番号を明記していない
- Webサイトに会社名や所在地の記載がない
- 連絡手段がLINEやフリーメールのみ
- 金利や返済条件の情報が曖昧または非公開
貸金業法では審査の甘さを強調する広告は認めていません。
借入れが容易であることを過度に強調することにより、資金需要者等の借入意欲をそそるような表示又は説明
引用元:誇大広告の禁止等に関する基準│日本貸金業協会
登録番号や貸付条件が不明確な借入先を利用すると、後から高額な利息請求を受ける可能性も。
プロミスは貸金業法に基づく正式な登録を行っており、金融庁のデータベースにも掲載されています。
金利や審査条件の情報も公式サイトで明確に開示されているため、サービス内容を事前に確認可能です。
無用なトラブルを避けるためにも、学生は正規業者と分かっているプロミスに申し込みましょう。
学生がプロミスへ申し込む際の必要書類と手順
学生がプロミスを利用するには、必要書類を揃えた上で、正確な手順に従う必要があります。
以下の点を押さえ、申し込みの準備をしましょう。
- 学生に必要な本人確認書類
- アルバイト収入の証明方法
- Web申し込みに必要な手順
学生がプロミスに申し込むには、公的な本人確認書類が必要です。
アルバイト収入の場合は安定継続収入が条件なので、勤務先情報や収入証明書が必要です。
Webからの申し込みは、公式サイトや専用アプリにアクセスし、申し込みフォームに個人情報や勤務先情報を入力します。
本人確認書類や収入証明書類をアップロードすれば、来店せずに契約まで完了です。
準備すべきポイントを事前に知っておくだけで、申し込みの不安はぐっと減ります。
申込前に確認して、スムーズに審査を進めましょう。
学生に必要な本人確認書類
学生の本人確認書類として認められているのは以下の公的書類で、どれか1点を用意する必要があります。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(通知カード、および現住所の記載がないものは不可)
- 在留カード(特別永住者証明書も可能)
- パスポート(2020年2月以前発行の住所記載ありのもの)
- 健康保険証(現住所が記載されていないものは不可)
上記書類の記載住所が現住所と異なる場合は、以下の追加書類が必要です。
- 公的料金の領収書(電力・水道・ガス・NHK・固定電話)
- 住民票の写し・記載事項証明書
- 国税・地方税の領収書、納税証明書
- 社会保険料の領収書
2020年2月以降に発行された新型パスポートは住所記載欄がないため、上記書類または健康保険証が追加で必要となります。
オンラインで提出する場合は本人確認書類を手元に用意し、スマホで撮影した画像をアップロードするだけで申込手続は完了です。
スムーズに申し込めるよう、手元に書類を用意してから申し込みを始めましょう。
アルバイト収入の証明方法
プロミスに申し込むなら安定継続収入が必要なので、アルバイト収入の証明方法を知っておかなければいけません。
アルバイト収入を証明するには収入証明書類の提出を求められますが、申込フォームに以下の情報を入力するだけで収入があると認められる可能性もあります。
- 勤務先名称
- 勤務先の電話番号
- 年収
- 勤続年数
以下に該当するケースでは収入証明書類が必須となります。
- 申込者が18歳または19歳
- 借入希望額が50万円を超える
- 他社を含む借入総額が100万円を超える
収入証明書類の提出を求められたときは、以下のいずれか1点を用意しましょう。
- 源泉徴収票(最新のもの)
- 給与明細書(直近2ヶ月分)
- 確定申告書(最新のもの)
- 税額通知書(最新のもの)
- 所得(課税)証明書(最新のもの)
学生アルバイトが用意しやすいのは給与明細書と源泉徴収票です。
給与明細書は捨てずに手元に置き、2ヶ月分を揃えましょう。
源泉徴収票は年末に勤務先から交付されるので、アルバイトを始めたばかりの人は準備できません。
交付された後でなくした人は、勤務先に依頼すれば再発行も可能です。
プロミスから提出を求められた人は、提出できる書類を用意して必ず指示に従いましょう。
Web申し込みに必要な手順
プロミスでのWeb申し込み手順は以下の通りです。
- 公式サイトまたはアプリを開いて、申し込みフォームに入力(24時間365日受付可能)
- 本人情報、勤務先情報、希望借入額を登録
- 本人確認書類、必要書類をアップロード
- 審査を待ち、結果がメールまたは電話で通知される
- 契約手続きを行い、借り入れが可能になる
プロミスのWeb申し込みは、公式サイトやアプリから24時間365日受け付けています。
申し込みフォームに本人情報や勤務先、希望する借入額を入力し、本人確認書類など必要書類をアップロードします。
あとは審査結果の通知を待ち、通過後に契約手続きを行えば借り入れが可能になります。
契約まで最短3分で完了する可能性もありますが、入力ミスや書類の不備があると審査が遅れます。
プロミスの審査対応時間は21時までなので、当日中の融資を希望するなら遅くても20時前に申し込みましょう。
Web申し込みに必要な手順を理解しておけば、親にバレずにプロミスを利用したい学生でもスムーズに手続きを進められます。
パソコンやスマホから手続きでき、来店や郵送も不要です。
スマホのみで完結させたい学生は、事前にプロミスアプリをダウンロードしておきましょう。
学生でもプロミスの審査を通過するポイント3選
学生でもプロミスの審査を通過するためには、押さえるべきポイントが3つあります。
- アルバイト先での在籍確認に備える方法
- 学生の「他社借入」が審査に与える影響
- 信用情報がない学生が審査を乗り越えるための工夫
プロミスでは審査の一環として、アルバイト先に在籍確認の電話がかかる場合があり、事前に対策が必要です。
既に他社で借り入れがある学生は、返済状況や借入残高によって審査に不利になることがあります。
信用情報に履歴がない学生は、安定したアルバイト収入を示し、必要書類を正確に提出することで、審査を乗り越える工夫が必要です。
「審査」と聞いて不安を感じるのは自然ですが、収入の安定性や申告内容をしっかり示せれば、学生でも通過は十分可能です。
少しでも審査を通過する可能性を上げるために、それぞれについて一つずつ確認し、可能な対策を行いましょう。
アルバイト先での在籍確認に備える方法
アルバイト先での在籍確認に備える方法は以下の通りです。
- プロミスに相談する
- アルバイト先の同僚に電話が入ると伝えておく
在籍確認とは、申込者が申告した勤務先で実際に働いているかを確認するための手続きです。
プロミスでは、基本的に電話による在籍確認は行っておらず、実際には申込者の約98%が電話なしで手続きを終えています。
どうしても電話が必要となる場合でも、申込者の了承なく職場へ連絡する心配はありません。
「私用電話が禁止されている」「そもそも電話を受ける機会がない」などの理由で電話が入ると困るなら、承諾を得る連絡が入った時点で収入証明書類の提出に変えられないか相談しましょう。
源泉徴収票や給与明細書を提出できない人は、アルバイト先の同僚に電話が入ると伝えて対応してもらう必要があります。
アルバイト宛てに電話が入る例は珍しい職場だと、以下の理由で在籍確認が成立しない可能性も。
- 社員宛ての連絡だと思い「○○という社員はいない」と回答され在籍確認に失敗する
- 何の電話か不審に思われ対応してもらえない
電話は非通知でかかってくるケースが多く、社名を伏せて「〇〇さんはいらっしゃいますか?」といった一般的な問い合わせのような内容が基本です。
在籍確認時に申込者本人が不在でも、電話を受けた人から「〇〇は不在です」「〇〇はお休みです」といった本人が在籍している事実がわかれば、在籍確認は完了となります。
しかしアルバイト宛ての連絡と思わなければ、「○○という社員はいない」と回答されて在籍確認に失敗するリスクも。
不審な電話だと思われて対応を控えられると、在籍確認が成立しません。
職場への電話連絡が必要なときは、事前に「個人名での電話があるかもしれない」と軽く伝えておくと安心です。
クレジットカードの作成を言い訳にすればプロミスの利用をバラす必要もないので、電話が入るときは周りの人に電話対応をお願いしましょう。
学生の「他社借入」が審査に与える影響
学生の「他社借入」がプロミスの審査に与える影響は想像以上に大きいため、申し込み前に状況を整理しましょう。
学生は年収が低い傾向があるので、少額の借入でも審査に影響を及ぼしやすいです。
貸金業法には「総量規制」と呼ばれるルールがあり、プロミスを始めとした貸金業者からの借り入れは年収の3分の1が上限と定められています。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。
引用元:1 お借入れは年収の3分の1までです│日本貸金業協会
規制の対象には、クレジットカードのキャッシング枠も含まれます。
月3万円、年36万円の収入がある学生アルバイトが借りられる金額は12万円です。
すでにプロミス以外の貸金業者やクレジットカードのキャッシングで12万円借りていると、プロミスの審査に通りません。
少しでも審査通過の可能性を高めたいなら、事前に他社借入の返済を進めておきましょう。
信用情報がない学生が審査を乗り越えるための工夫
信用情報がない学生でも、以下の工夫でプロミスの審査を乗り越えられる可能性があります。
- 勤務先名称を正確に入力する
- 自主的に収入証明書類を提出する
- 3ヶ月以上勤務してから申し込む
- 借入希望額を低くする
プロミスに申し込む多くの学生は、クレジットカードやローンの利用履歴がない、信用情報の空白状態です。
信用情報とは、クレジットカードやローンの利用履歴、返済状況などを記録した個人の金融経歴データのことです。
金融機関はこの情報をもとに、申込者に返済能力や信用があるかを判断します。
信用情報に記録がない状態は「スーパーホワイト」と呼ばれ、審査時には「判断材料が少ない」として慎重な扱いをされやすい傾向があります。
若い世代は借り入れやクレジットの利用をしていない人も多く、信用履歴がないからといって必ずしも不利になるわけではありませんが、申込者の返済能力を示すための具体的な工夫が重要です。
以下の情報は正式名称で正確に入力しましょう。
- 勤務先の名称
- 住所
- 電話番号
「〇〇レストラン」ではなく「株式会社〇〇」と、正しい法人名を記載すれば信頼度が高まります。
収入額は手取りではなく「源泉徴収前の金額(支給額)」を記載し、給与明細や通帳の写しをアップロードすれば、裏付けとして非常に効果的です。
バイト収入が少なくても、継続して3ヶ月以上勤務していれば「安定性」が評価される要素になります。
申込時の希望借入額を5万〜10万円に抑えると、「この人は無理のない範囲で計画的に借りようとしている」と判断されやすくなります。
提出書類と記入内容の整合性を保つのも大切です。
どうしても不安がある場合は、CICやJICCといった信用情報機関で事前に「開示請求」を行い、自分の情報に不備や過去の事故情報がないかを確認しておきましょう。
事故情報とはローンやクレジットカードの長期延滞や延滞に伴う強制解約の履歴です。
学生で信用履歴がなくても、真摯に情報を揃えて申し込み、審査に通過する可能性を高めましょう。
学生がプロミスで借りられる金額と上限の仕組み
学生がプロミスで借りられる金額と上限の仕組みは、収入状況や他社からの借入状況によって決まります。
- 学生が初めて契約する場合の限度額
- アルバイト収入のみの学生が借りられる上限額の目安
- 他社借入がある場合の借入額
借り入れが初めてになりやすい学生という立場上、借りられる金額には制限もあります。
アルバイト収入は正社員と比較して少なめのため、借りられる上限額は少なめです。
他社での借入状況によっても限度額が調整される仕組みのため、無理のない範囲で借りられるよう借入希望額を調整しましょう。
学生が初めて契約する場合の限度額
学生が初めてプロミスと契約する場合、限度額は一般的に10万円〜20万円程度に設定されるケースが多いです。
初回利用で信用実績がなく、収入もアルバイトに限られる学生が多いため、貸付上限額が慎重に判断されます。
プロミスでは個別の収入状況や信用情報に応じて限度額が決まる仕組みです。
申込時に「希望額」を入力する欄がありますが、無理に高い金額を申請してしまうと審査に影響が出る可能性もあるため、実際に必要な額に留めておきましょう。
サークルでの遠征費が目的なら3万円、洗濯機の買い替えなら5万円など、必要な金額のみで申請すると審査通過の可能性を高められます。
まずは少額からスタートして、返済実績を積んだ後に増額を検討する流れが現実的です。
増額は初回申込時に決められた利用限度額を引き上げてもらう方法で、再度審査を受けなければいけません。
返済を延滞すると増額審査に通らないので、将来的により多くのお金を借りたい学生は返済管理をきちんと行いましょう。
アルバイト収入のみの学生が借りられる上限額の目安
アルバイト収入のみの学生でも、安定して働いていればプロミスでの借り入れは可能で、上限額の目安は20万円前後が一般的です。
法律で定められた「総量規制」により、プロミスは年収の3分の1以上の融資は認められていません。
例えば月収8万円で年間100万円の収入がある場合、最大で30万円程度借りられる計算になります。
ただし学生は職歴の浅さや収入の継続性が懸念されるため、10万円~20万円前後に抑えられるケースが多いです。
収入が安定していて証明書類も揃っていれば、10万円以上の借り入れは現実的と言えます。
無理のない返済計画を立てて、希望借入額は実際の収入や支出に見合った範囲にとどめましょう。
他社借入がある場合の借入額
他社借入があるなら、プロミスで借りられる金額は借入残高に大きく左右されます。
特に注目されるのが「他社を含めた合計借入額が年収の3分の1を超えていないか」です。
総量規制により、すべての貸金業者で共通のルールとして適用されています。
例えば、すでにカードキャッシングで10万円借りている学生がプロミスに申し込む場合、年収が30万円前後であれば借り入れできない可能性が高いです。
他社借入が多いと「返済が苦しくなるリスクがある」と判断され、審査がより厳しくなるケースもあります。
プロミスに申し込む前に、他社の借入状況を整理し、返済可能な範囲で借入額を設定しましょう。
他社借入がある人は申し込み前に返済状況を整理し、できるだけ残高を減らしてから申し込めば、プロミスの審査に通過しやすくなります。
学生でも安心!親バレせずにプロミスを使う方法
学生でも安心してプロミスを使うには、親バレしないために以下の工夫を押さえておきましょう。
- 郵送物を回避できる方法で申し込む
- 携帯電話の番号を入力する
- Web明細を利用する
- 返済を延滞しない
親バレせずに申し込みたい学生は、郵送物が発生しない方法を選ぶのが効果的です。
携帯電話の番号を登録すれば、審査結果や確認連絡も本人が受け取れます。
契約後はWeb明細を利用することで、紙の通知を避けられるため安心です。
返済を延滞すると信用情報に影響するため、期日通りの返済を心がけましょう。
実家暮らしの場合は、郵送物や電話連絡がきっかけで家族に知られるリスクがあります。
不安を解消するために、プロミスでは親バレを防ぐための対策が用意されています。
申込時の選択や設定を少し工夫するだけで、親バレのリスクを最小限にとどめることが可能です。
ポイントを押さえて、安心してプロミスに申し込みましょう。
「Web完結」で郵送物を回避
親バレせずにプロミスを利用したい学生にとって、Web完結は最も有効な方法です。
Web完結を選べば、以下のような郵送物を一切受け取らずに済みます。
- カード
- 契約書
- 利用明細
実家に届いて親にバレるリスクを回避できます。
Web完結を利用するには、銀行口座の登録や本人確認書類のアップロードが必要ですが、スマホだけで完結するため操作も簡単。
注意点としては、申込時に「郵送書類の受取で本人確認」を選択しないことが重要です。
Web完結を活用して自宅への郵送物を回避し、親バレリスクを最小限に抑えましょう。
実家の電話番号を避け本人名義の携帯番号を登録する
申込時の連絡先に自分名義の携帯番号を登録すると、親バレを防ぎやすいです。
プロミスでは審査や確認の連絡として、申込者に電話をかけるケースがあります。
実家の固定電話を登録してしまうと、本人が不在のときに家族が対応して「プロミスから電話があった」と知られてしまうリスクも。
自分のスマートフォンを登録しておけば連絡はすべて本人に直接届くため、周囲に知られる心配がありません。
スマートフォンを連絡手段として統一することで、連絡先の変更や管理も容易になり、金融機関とのやり取りを自分の手元で完結できるという利点があります。
電話、メール、アプリ通知など、複数の連絡手段が一台のスマートフォンに集約されるため、確認漏れの防止にもつながります。
実家の番号ではなく自分の携帯を設定して、親バレを防ぐ上で大きな安心感を得ましょう。
利用明細は必ず「Web明細」を選択
親バレを防ぐには、利用明細の送付方法を「Web明細」に設定しましょう。Web明細の設定をすれば、紙の明細書が自宅に郵送されなくなります。
設定はとても簡単で、契約時または会員ページから書面の受け取り方法を「Web明細」で登録するだけです。以降の取引記録や残高、返済予定はすべてWeb上で確認できます。
郵送が不安なら、最初からWeb明細に切り替えておくのが鉄則です。スマホ1つでいつでも内容を確認できるので、利便性も高く、無駄なトラブルも避けられます。
プロミスへの申し込みを済ませたら契約時に忘れずWeb明細を登録し、親バレを防ぎましょう。
延滞や督促による通知を防ぐ
親バレの最大の原因は、返済の延滞によって届く督促連絡です。遅れた事実がなければ基本的に通知は来ませんが、返済が滞ると自宅や勤務先に連絡が入ります。
プロミスの督促の連絡は電話やはがきで行われるため、会話を聞かれたり郵送物を怪しまれたりしてバレやすいです。
親バレを防ぐためには、返済日をきちんと把握し、スケジュール管理を徹底しましょう。
プロミスの会員ページでは、返済予定日を確認できるほか、メールで通知を受け取る設定も可能です。
口座引き落としやアプリからの返済を活用すれば、うっかり忘れを防げます。
遅延がなければ通知も来ないので、計画的に利用して一番有効な親バレ対策を行いましょう。
学生が無理なく返済するための計画とトラブル対策
学生が無理なく返済するための計画とトラブル対策に役立つのが、以下3つのポイントです。
- 月1万円でも完済できる返済シミュレーション
- アルバイト収入を効率よく使うための習慣
- 返済に不安があるときに頼れる相談窓口の活用
学生は毎月の収入が限られているため、返済が生活を圧迫するのではないかと心配する人も多いです。
月1万円でも無理なく完済できるシミュレーションを行ってから契約すれば、無理のない返済計画が立てられます。
アルバイト収入を効率よく使う習慣が身に付けば、返済に回すお金を確保しやすいです。
返済に不安があるときは一人で悩まず、相談窓口を活用すれば解決できる可能性も。
返済の不安は準備と工夫で必ず軽くできます。
プロミスの利用前にどうすれば安心して返せるか考え、大きなトラブルを回避できるよう準備しておきましょう。
月1万円でも返済できる?学生向けシミュレーション
少額の借り入れなら計画的な返済により無理なく完済を目指せるので、学生でも返済しやすい月1万円で返済シミュレーションを行いましょう。
たとえば10万円借りた場合、プロミスの実質年率17.8%で計算すると、月1万円ずつ返済すれば約11か月程度で完済可能です。
月々の返済額を少なくして返済期間を延ばすと、支払いの大半が利息に回ってしまうリスクがあります。
例として、月々の返済額が1万円と5,000円に抑えた場合で、違いを以下にまとめました。
月々の返済額 | 10,000円の場合 | 5,000円の場合 |
---|---|---|
借入額 | 10万円 | 10万円 |
返済期間 | 11ヶ月 | 24ヶ月 |
総返済額 | 10万7,323円 | 11万7,413円 |
支払利息合計 | 7,323円 | 17,413円 |
備考 | 月1万円の返済で約11か月で完済 | 月5,000円の返済だと返済期間が長くなり利息が増加する |
月1万円の返済では11回の返済期間となり、5,000円の返済では24回です。合計で支払う利息の金額も2.4倍近くになり、非効率な返済方法になります。
月1万円でも計画的に返済すれば完済は十分に可能です。
少額借入であってもなるべく返済期間を短くする、余裕がある月には多めに返すといった、元金を意識した返済計画を立てましょう。
「最低返済額だけ払っていればいい」という考え方では、返済が長期化します。
アルバイト収入で返済を続けるコツ
アルバイト収入でも安定して返済を続けるなら、先に返済額を確保するのがコツです。
給料日が嬉しくてお金を使ってしまい、本来支払うべき返済分が残っていない状態にならないためにも、使う前に返済分を取り分ける習慣は欠かせません。
返済を確実に行うには、以下の手順の通り口座振替(自動引き落とし)の設定が有効です。
会員専用サイトへログイン
「借り入れ・返済の手続き」から「口座振替のお手続き」を選択
希望する引き落とし金融機関を選び、金融機関のサイトで必要事項を入力
「収納機関へ戻る」を選ぶと手続き完了
プロミスの返済日は「5日・15日・25日・末日」から選択可能です。
給料日の直後に設定すれば、支払い忘れによる信用情報への悪影響も防げます。
スマホのカレンダーや通知機能を活用して、返済予定日をリマインドしておくのも効果的です。
自動で引き落とされる仕組みと確認の習慣を併用すれば、返済ミスをほぼゼロに近づけられます。
アルバイト収入でも安心して返済を続けられるよう先に返済額を確保して、口座振替や返済日のリマインドも併用しましょう。
延滞しそうなときに学生が頼れる相談窓口
延滞しそうなときに学生が頼れる相談窓口は、プロミスのお客様専用窓口です。
女性の利用者向けの女性専用ダイヤルもあり、電話やチャットで相談できるため、「電話が不安」「直接話すと言いたいことが言えない」といった学生も無理なく相談できます。
返済日の変更や一定期間の返済額の変更など、柔軟な措置を取ってくれるケースもあるので、困ったときはすぐに相談しましょう。
金融庁から指定を受けた業界団体で運営されている「貸金業相談・紛争解決センター」でも、中立的な立場から無料アドバイスを受けられます。
特に誰にも相談できない状況の学生にとっては、専門機関の存在は大きな支えです。
返済を放置してしまうと信用情報に傷がつき、以下の通り将来にまで影響が及ぶ可能性もあります。
- 延滞利息が加算される
- 電話で催促の連絡が来る(登録番号や職場)
- 督促状・催告書が送付される
- 一括請求書が送付される
- 訴訟や差し押さえを受ける
- ローンやクレジットカードの審査に通りにくくなる
返済を延滞すると、所定の延滞利息が加算され、最終的な返済額が増えます。
一定期間が過ぎると、登録した携帯番号や勤務先に電話で催促の連絡が入ります。
それでも支払いが無いと、督促状や催告書が自宅に届くようになり、状況が悪化すれば一括請求書が送付される場合も。
放置すれば、訴訟や給与・財産の差し押さえといった法的措置に発展する可能性があります。
延滞履歴は信用情報に記録され、今後のローンやクレジットカードの審査に不利となるため、早めの対応が重要です。
トラブルを未然に防ぎ自分を守るには、困ったときは早めに動いて正直に相談しましょう。
プロミスを利用したい学生の気になる質問
プロミスを利用したい学生の気になる質問は以下の通りです。
- 奨学金はプロミスの審査に影響する?
- アルバイトを辞めても返済できる?
- 学生でもプロミスで増額はできる?
奨学金を利用している学生からは、プロミスの審査に影響があるのではと不安の声も寄せられます。
返済や増額についての不安があるもいるので、疑問がある人はプロミスへの申込前に確認して、納得の上で手続きを始めましょう。
奨学金を借りていると審査に影響しますか?
一般的に、奨学金の利用は「借り入れ」として信用情報に登録されないため、直接的な審査への影響はほぼありません。
ただ、奨学金の返済がすでに始まっていて延滞しているときはマイナスに働く可能性があります。
現時点で返済中ではない、または遅れなく支払っているなら、プロミスの審査に大きな影響を与える心配はありません。
アルバイトを辞めた後も返済は続きますか?
アルバイトを辞めても返済義務はなくなりません。
プロミスに限らず、借りたお金は雇用状況に関係なく返済する必要があります。
収入が途絶えて返済が難しくなったときは放置せず、プロミスのお客様専用窓口に早めに相談しましょう。
返済計画の見直しや、返済日変更などの柔軟な対応が取られる場合もあります。
連絡しないと利息が膨らむリスクも大きいため、必ず相談しましょう。
学生でも限度額を増額できますか?
学生でもプロミスでの増額は可能ですが、条件をクリアする必要があります。
プロミスでは、利用実績が一定期間以上あり、返済遅延などのトラブルがなければ「増額審査」に申し込み可能です。
ただし学生は収入が安定しづらいと見なされるため、社会人と比べて審査はやや慎重に行われます。
増額を希望するなら、まず少額利用からコツコツと実績を積み上げるのがポイントです。